私は、東京都内で色々な方にお話を聞き、それを絵物語で表現する活動をしております。
マンガ制作や動画制作もちょこちょこ取り組んでいます。仕事柄いろいろなところに顔を出し、人の繋がりを作ってきました。
私が江古田に初めて来たのは、「百年の二度寝」というお店のチラシを、自分の靴を自作するワークショップイベントでたまたま見かけたことがきっかけです。「百年の二度寝」は、江古田駅から徒歩5分ほどの場所にひっそりと営業している本屋さんです。後から江古田には小さな本屋さんが沢山あるのを知りました。
その中でも、「百年の二度寝」は、オイルライフという雑貨屋さんの奥のスペースにあり、不思議な場所です。私は、「百年の二度寝」というお店のチラシを持ちながら、オイルライフの店長さんに最初話しかけていました。
そこで、私は絵を描いているという話をすると、店長は「すごい面白いね!」とイラストを気に入って、江古田まちの芸術祭について紹介してくださいました。
その年、個人的にもいろいろなことがバタバタしていて、最終的に参加もかなり怪しかったのですが、何とか参加にこぎつけることが出来ました。そして、同じお部屋で一緒に出店した人達とお友達になることが出来たのでした。
江古田には色々な不思議なお店があり、bar mojaもその一つです。日替わりマスターがおり、マスターがまいどいろいろなイベントを主催しています。似たようなバーが要町にあるのですが、江古田は学生街ということもあり、学生サークルの部室感溢れる感じが、私には居心地がよかったのです。
そして、mojaの店長さんとも仲良くさせてもらえるようになり、似顔絵を描いたり、イラストを描いたりしていました。
ところで、話が変わりますが、先日X(旧Twitter)で、路上LIVEでしか曲を演奏せずCDを路上販売しているバイオリニストの話がタイムラインに流れてきました。YouTubeで拝見した駅前の演奏はめちゃめちゃ上手く、多分プロのオーケストラに入ってもいいんじゃないかと思うくらいだったのですが、ご本人は、あくまで路上活動をしているみたいです。
アンデスの音楽をCDで路上販売している方も時々池袋で見かけるのですが、ひとしきり紹介した後、買う気がない人にはそれ以上話しかけない感じが、そっけなくて良かったのです。
江古田はそんな雰囲気を醸し出している気がしますし、私もそんな空気感に憧れもあるのですが、最近はどうやったらお金になるのかばっかり考えていて、足元の思いもちゃんと感じ取らないといけないなと思う今日この頃です。
また、近々オイルライフさんでイベントを主催したいと思っています。
気になる方は、Instagramで続報をお待ちください。