夢なのか現実なのかわからない光景を見た経験はないだろうか。不思議な格好をした不思議な屋台を引いた人が一時聞いた。そして、いつの間にか消えていった。お菓子を売っているみたいだったが、彩りのある格好とは正反対に無表情で屋台を引いている。怖くもないが、楽しそうでもなく、なんだか不思議だった。自分の見ている悪い夢なのかと思って凝視をしてしまったが、確かに存在はしているようだった。そして、目が合うことは一度もなかった。
消えた不思議
いつの間にかいなくなっていたが、商店街の人たちの噂だと無許可で営業しており、注意に行ったそうだ。それからいなくなった。そして、いつも通りの街、現実の時間が流れるようになった。もうどこを見まわしても屋台を引いている人もいないし、変な格好の人もいない。もう代わりの人は現れないのだ。唯一無二の存在を消してしまった。
誰のためのルールか
インターネットで検索しても出てこない。すっかり記憶の存在になった。もしかして罰ゲームで屋台を引いていたのだろうか。楽しそうな顔してなかったもんな。
確かに彼はルール違反をしていたのだろう。だけど、それを咎めて何か面白くなったか??ある程度野放しにして、もっと増やして、めちゃくちゃ問題になってから駆逐しての繰り返しでもいいんではないのだろうか。キレイごとだけで何もかもが救われるわけじゃない。街の人も。そして、屋台を引いていた彼も救えてない。誰も得しないルールに何の意味があるのだろうか。咎を主張するだけの老人の街になってしまう。
追記:あ、これだ。
なんか色々言ってしまったが、活動してるみたい。頑張っていただきたい。