
みなさんこんにちは、あけくれあるむです。
フォロワーさんに勧められて豚山の冷やし中華なるものを食べてまいりました。
今回訪れたのは豚山大須店、上前津駅9番出口から歩いてすぐ、大須301内にあります。

地図上では変なところにピンがたっていますが、大津通に面したところから入れます。
道路を歩いていると黄色い看板が見えてきました。

うっひょぉぉぉぉぉぉ!!!!
すでに看板からうまそおおおおおおおおおおおおお!!!!!
看板ペロペロペロペロ!!!!!! うん!!! おいしい!!!!!!!!!!!
黄色の食欲すする色がすでにラーメン!!!!!! ラーメンだよこれ!!!!!
実際ラーメンって炭水化物じゃん?炭水化物ってPFCバランスで黄色で書かれがちじゃん?
要するにラーメンは黄色なんだよ。ついでに油も黄色。黄色はラーメンの色。すなわち
Yellow is our Tresure
適当なことでも黄色ハイライトを引いた黒文字なら何でもラーメンになるよ。
さて、看板を一通り満喫したところで…
ん?


アッ!!!!!!!!!!!! 可愛い!!!!!!!!!!!!! ガリマヨいっとくううううううううううううう!!!!!!
おひょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!
耐えられぬガーリックの欲望にマヨネーズの甘い誘惑が合わさって最強!!!!
俺はガーリックとマヨネーズを選ばなきゃならんのか…いや…両方選んでみせる…
この看板の子に誓って…
ところでお主、結構なものをお持ちですなぐへへ…
大盛り野菜マシマシばっかり食べてるからこんなんになるんだぞ…
でもあるむちゃんは胸じゃなくておなかに栄養が行くのでおなかがぽっこりです。なぜだ。
ずるいぞ貴様ァァァァァ!!
私は食べても食べてもおなかに脂肪がつくっていうのに!!!!
どうやったら次郎系でそのグンバツなプロポーションを維持できるんだよ教えろぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!
…拙僧としたことが、誠に不覚。
いやこんな美少女を出されたら発狂するに決まってるんだよ!!
もしもう一度美少女に襲われたら…オラ…もう…

ぐわああああああああああ!!!!!!
看板の裏にアンブッシュ!!!!! ウカツ!!! これは…ッ…
エデンの園が広がっている…この薄い看板の両面に…
まごうことなき人類が至るべき場所が…
カレー、なるほど。そういうのもあるのか…
インドで庶民的に愛されてきたカレー、実はカレーライスというのは米がとれるインド南部の食べ物だそうで、インド北部では小麦を食べるんだそう。日本でインドカレーと言えばフカフカのナンを思い浮かべますが、ナンは白い小麦粉(日本でいう強力粉)を使って発酵させ、タンドゥールという壺のような窯に張り付けて焼くんだそう。そのため、ナンはインドでも貴族の食べ物らしく、インド北部の庶民派全粒粉から作ったチャパティという無発酵の薄焼きパンを食べるのだとか。
実際チャパティもどきを日本の小麦粉で作ったことがありますが、薄くて軽い食べ心地で、カレーによくマッチしておいしかったです。本来はインドカレーに合わせるのですが、イギリスと日本で2回魔改造をくらった日本式カレーでも十分おいしくいただけます。インド人に言わせると「インドカレーとは違うけど日本のカレーはそれはそれでおいしいネ」とのことなのでまぁ許されるでしょう。
ところで、日本でやたらナンが広まった理由は、とある職人の「インド料理にはタンドゥールが必須」という勘違いからだそう。そしてタンドゥールを作ったはいいものの、インド料理にそこまでタンドゥールがいらないことが後からわかり、気合で営業をかけて、あまりの熱意に折れたインド料理屋でタンドゥールをつかった料理を出してもらえたんだそう。そこから日本中にタンドゥールとナンが広がり、本国ではあまり食べられていない不思議なナン文化が定着したんですって。
……
いや、今日は冷やし中華を食べにきたんだ。
心に水着ブタ子ちゃんを抱えて店内へ。
食券式だが、非常にわかりやすいタッチパネルで注文は快適だった。
席に着くと俄かに緊張が走る、何せ二郎系ラーメンは数年ぶり、
注文をミスって周りのオタクから顰蹙をかったらどうしようとか、どうでもいいことばかり思い浮かんでしまう…
煩悩よ…立ち去れ…
とにかく、食券を店員さんにお渡しして待つこと10分ほど。
唐突に時が訪れる。
「ニンニク入れますかァ!!!」

ヒィッ! 久々すぎて頷くことしかできないあるむちゃん。
なんとか意思は伝わったようでニンニクを入れていただいた。
二郎系はこれだから怖い。勝手に怖がっているだけだが。
(ちなみに正解は「ニンニク」らしいです。この時カラメ、ヤサイ等のオプションも追加できるそう。)

着丼
コンビニで売ってそうな千切り野菜ミックスがドカンと立ちはだかり、その上には濃厚ガリマヨが乗っている。幸せだ。
千切り野菜の下には当然のようにゆでモヤシも隠れている。かくれんぼがお上手。
そして右下にはサクサクのフライドオニオンで食感にアクセント。
食らう。
無我夢中で。
まず野菜を口に運ぶと、濃厚なガリマヨの風味が広がる。
濃い。濃すぎる。恋しちゃいそう。
恋しちゃったんだ、たぶん気づいていないでしょう~。
さすがにニンニク臭で気が付く
そしてモヤシと麺を一度にパクリ。
そこに割り込んでくるフライドオニオンがサクサクと小気味よい音を立てて、ふんわりと香る。
このニンニクまみれマヨたっぷりの中でふんわり香ってるんだから、普段はものすごいストロングマッチョなにおいがするに違いない。
このどんぶりの上はデスマッチ、強いものしか生き残れないのだ。
そうして食べ進めていくうちに違和感。
濃い。
濃い。
あるむちゃんは数年引きこもり生活をしていて、あまりにもジャンクなフードから離れすぎていたので、
ここまで塩分、ガーリック、マヨ、そして化学調味料がアンパンチにライダーキックにダブルラリアットしてくるもんだから、
もうノックアウト寸前。冷やし中華なのに水に手を…
あれ…水を飲むと味の濃さがすっきりと引いてまた食べられる…
俺はラーメンを食べられるぞォ~~~~ッ!ジョジョォ~~~~~~ッ!!
そして肉は最後に食べる派なので肉を口にする…
実は肉の脂が苦手で、大好きな二郎系の唯一のちょっと苦手かもポイントなのだ。
あの学級委員の秀才メガネの幼馴染は意外とムッツリで、二人きりになるとちょっとピンクな話題を振られるのが少し嫌だけど、幼馴染だし、それ以外嫌いじゃないし、むしろそういうところを受け入れてもまだ余るぐらい好きっていうか、そういう話題を振ってくるところもなかなか憎めないし、なんていうかその…さっさと付き合っちゃえよ!!!!!
みたいな感じなのである。なんだ?
そうそう、肉の話だった。そして肉を口にしたのだが、意外なことにあっさり系であった。
ものすごい肩透かしを食らった気分だ。それこそ道場で「お主に最後の試練じゃ」っていって呼び出されて、「お主はすでに大切なものを身に着けておる…遅刻しないことじゃ…」とか言われた気分だ。
ちなみにあるむちゃんは遅刻魔です。

完食
まとめると、非常に濃厚なラーメンでした。
冷やし中華?冷えてるところしか跡形が残ってないです。冷やし二郎始めました。
とにかく、この暑い季節にスッキリと二郎したい方にお勧め。
アツアツの二郎もうれしいし、もやしとキャベツの甘味をスープに浸しながら食べる極上のひと時もあるにはある。
しかし、ただひたすらに濃厚一直線、一直線っていうか変化球だからチェンジアップみたいな感じなんだけど、こういうのもたまにはいいよねみたいな味わいになっているので、お近くの豚山に駆け込んでもぐもぐしてみてはいかがだろうか。
ちなみに、250グラムの小冷やし中華を頼んだが、二郎系あるあるの「小が普通盛り」なので気を付けたし。戦場の鉄則ゥ~!自信がない方はミニを頼もうね。俺はミニで十分だったと後から後悔したぜ。
おわり