アホみたいに江古田はイベントが多い。祭りがあったり商店街バザールがあったりゴミ拾いイベントがあったりなど。
こっちもイベントバーやってるのに商店街でイベントがあり、練馬区でもイベントがあって、神社でも祭りがあるからいつでもどこでも何かしらやってるイメージだ。イベントが渋滞している。コロナの反動もある気がするが、何にせよ盛り上がるのは良いことだ。
びっくりするのが、サンバまであるのだ。
なぜ江古田でサンバなのだ。確かに無駄に南国感はあるが。全く南の国と関係はないのだけど。ウチの店は地下にあるのをいいことに深夜大騒ぎしている。ホントに大声を出してるときもあるが、問題がない。近くにカラオケバーが2軒あるし、どんなに音を出しても大丈夫な環境ではある。
江古田の人たちからしたら平穏な日常がにぎわい、非日常が味わえて楽しい。しかし、我々、イベントバー側からしたらまた別種類の大騒ぎと合流するだけだ。要は騒ぎの種類が変わるだけなのだ。もちろん、しっかり騒ぎに行く。騒げる場所ではきっちり騒ぐし、騒いじゃいけない所ではこっそり騒ぐ。最悪だ。
騒ぎの合流地点
街ぐるみのイベントがあるといつも異物扱いの我々も街に溶け込める。完全に溶け込めないにせよ、いつもよりは異物感が薄まる。日の下に生きてる人も日陰者も一緒になれるのでこういうイベントはありがたい。我々が少しでも人間になれる時間でもあるのだ。人間が踊り狂い、愚か者も踊る。賢者も愚者も一緒になれる。なんて平和なんだ。ありがとうイベント。