2024年5月26日、愛知県名古屋市の大須商店街某所で、歴史トーク会が開催されました。
今回のテーマは〈江戸最大のライバル対決!どっちが「名君」?”米将軍”吉宗VS”道楽者”尾張宗春〉です。
Zoomで東京と名古屋を繋いでの開催です。
私は歴史に疎いので、最後まで置いてけぼりになることなく付いていけるか不安でしたが、一人の人物に焦点を絞った説明だったので、一つの物語として理解する事ができました。
講師の方が「宗春は名古屋の人なら誰でも知っている」と言っていたのですが、恥ずかしながら私は全然知りませんでした。
やはりこの辺り、歴史好きとそうでない方で知識に隔たりがあるのを感じましたが、今回の講義で宗春の事を理解できたので、結果オーライです。
そういえば、コスプレゴミ拾いの時に訪れた那古野山古墳のパネルにも宗春の事が書かれていましたね。
知識がある事で改めて気づく事ができることもあるんですね。
これが当日配布された資料です。
吉宗の行なった改革や、宗春の掲げた経済活性化策、その他当時の江戸の情勢等が、全14Pに及ぶボリュームでまとめられています。
特に目を惹くのはこの項目、「宗春の『温知政要』にみる政治思想の二十一か条」です。
素人目に見ても、現代的、特に令和的な価値観であるように感じます。
個人的に「物知り・案内者になること」は、私の心によく響きました。
自分の好きな事や物をいろんな人に見てもらおうと思った時に、まず大切なのは、相手よりも自分が詳しくなることだと思うからです。相手が何も知らない人だったら、何を聞いても答えてくれる人になることができますし、相手が自分と同じだけの知識を持っていれば、補足説明無しで心を通わせることができるようになります。
折角同じコンテンツで盛り上がれると思ったのに、「それはわかりません・・・」なんて答えてしまったら、自分も相手も寂しいですからね。
今回のトークイベントを主催した「徳川家を楽しむ会」は、下記オープンチャットで日常的に活動されています。
歴史に興味のある方や、これから歴史を勉強してみたいという方は、是非、参加してみてはいかがでしょうか?