ファイナルファンタジーVIIリバースのサントラを聴きながらゲームの想い出を語る(DISC2編)

はじめに

FFVIIリバースのサントラレビュー2回目です。

レビューと言っても、私に音楽の素養が無いので、ゲームの想い出を書いているだけなので、レビューですらないのですが。

前回の記事はこちら↓

ファイナルファンタジーVIIリバースのサントラを聴きながらゲームの想い出を語る(DISC1編)
はじめに ファイナルファンタジーVIIリバースのサントラが発売されました。私が購入したのは特製パッケージに入ったスペシャルエディットバージョンです!! 前作、フ…
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パッケージ

曲の話をする前に、パッケージの話をしましょう。

包装ビニールから取り出すと、バスターソードのマテリア穴を模したデザインのパッケージが現れます。

光沢感のある表面処理で、重厚感のある輝きを発しているのがよいですね。

外箱を開くとディスクケースが現れます。

ディスクケースにはしょうかんマテリアが接着されているのですが、マテリアだけだとちょっぴり寂しいですね。

外箱の中にはディスクケースやブックレットの他に、限定版付属のボーナスディスクやオーケストラコンサートのチラシが入っています。

外箱から中身を取り出すと底面には、バスターソードと正宗をあしらったおしゃれなエンブレムが印刷されています。

なんかすごい新鮮な気持ちになりましたが、よく見たら前作FFⅦリメイクのサントラにも同じエンブレムがありました。

2-01 タークス:新人イリーナ

ミスリルマイン、クラウドチーム編のボス、ルード&イリーナ戦のBGMで、神羅カンパニーのテーマアレンジ〜タークスのテーマアレンジと展開するオシャレな戦闘曲です。

プレステ版同様にミスリルマインで初登場するイリーナですが、プレステ版では顔合わせだけで立ち去っていたのに対して、リバースではちゃんと戦闘があります。そのおかげで、プレステ版以上に印象に残るキャラクターになっていると感じます。

プレステ版だけの印象だと、物語終盤の魔晄キャノンでしかイリーナと戦わないので、強い敵キャラという印象が残らず、騒がしい後輩止まりでしたからね。

2-02 ミスリルゴーレム

ミスリルマイン、バレット&レッドXIII編のボス、ミスリルゴーレム戦の曲です。

あと少しでクラウド達と合流できる、という矢先に登場するボスなのですが、パーティーが二人しかいない都合かなり苦労しました。

ルード&イリーナ戦がオシャレなアクション曲という感じだったのに対して、ピンチ、焦燥感といった印象の強い曲です。

2-03 ジュノンエリア-共和国の跡地-

ジュノンエリアのBGMです。プレステ版では、ワールドマップはどこでもメインテーマが流れていましたが、FFVIIリバースではエリア毎に曲が変わるんですね。

てっきり、メインテーマのジュノンエリア版みたいなものが流れると思っていたので、ちょっと残念でしたが、聴き慣れてくるとこれはこれでアリだなと思いました。

草原の広がるグラスランドエリアに対して、ジュノンエリアはゴツゴツとした岩肌に覆われた海岸線。アコースティックギターや笛の音が潮風を感じさせます。

2-05 チョコボ・デ・ジュノン

ジュノンエリアでチョコボに乗った時に流れる曲です。重く響く管楽器の音が、壁面を力強く登っていく山チョコボの雰囲気によく合っていると思います。

2-06 アンダージュノン-黄昏の村-

アンダージュノンのBGMです。プレステ版ではカームと同じく「旅の途中で」が流れていたんですが、リバースでは専用BGMが用意されました。

アンダージュノンはプレステ版同様、神羅が要塞都市を建設したことによる弊害を受けているという設定は共通していますが、老人ばかりで退廃的だったプレステ版よりも、若者が増えて熱気の感じられる村に変わっていましたね。村に入るために崖沿いの細い道を歩かないといけないのが少し不便そうですが。

曲調は、少しカントリーっぽい感じで、プレステ版の「旅の途中で」から感じる温かい印象とは違った、哀愁と寂しさを感じる不思議な雰囲気です。

2-07 要塞都市ジュノン

アンダージュノンからジュノンエアポートに忍び込んだ時に流れる曲ですね。

プレステ版の「神羅軍総攻撃」の重たいアレンジになっています。

2-08 ルーファウス歓迎式典-新社長の歌-

ジュノンの街の中で流れていた曲ですね。歌無しのバージョンもあるので、どのバージョンがどこで流れていたのか、よく覚えていませんが。

この曲の面白いところは、歌詞がプレステ版で神羅兵が口ずさんでいたものになっている事なんですよね。

「おっ〜おっ〜」と気の抜けた歌詞だったので、神羅兵が適当に考えた歌詞なんだろうなとか思っていたのですが、いざリバースのサントラで歌詞カードにそのまま「おっ〜おっ〜」と書かれていたのを見たときに、あれは公式の歌詞だったんだな、と20年の時を越えて感動を憶えました。

プレステ版で神羅兵が歌っていた時は間抜けに感じたものですが、ちゃんとしたコーラスで歌われるとなんだかしっくり来るのも不思議ですね。

2-09 ルーファウス歓迎式典-ジュノンのテーマ-

要塞都市ジュノンの街で流れていた曲だったかと思います。プレステ版の「ルーファウス歓迎式典」と「神羅軍総攻撃」のメドレーになっていますね。

プレステ版のジュノンでは、メテオ発動前に「ルーファウス歓迎式典」が流れ、メテオ発動後から「神羅軍総攻撃」がBGMとして流れていたはずなので、どちらもジュノンの曲なんですよね。

原曲の正統派アレンジという感じで良いです。

2-10 スキンヘッドの歌-オレの太陽-

要塞都市ジュノンの、スキンヘッドだけが入店できるバーで聴ける曲です。

ゲーム中では、パレードに参加するミッドガル第7歩兵連隊のメンバーを探す時に一度だけ入ることができ、その時に少しだけ流れるのですが、よくこんな一瞬のイベントのためだけに曲を作ったなと感動しました。

プレステ版でもスキンヘッドが集まるバーというのは存在していたのですが、その時はスキンヘッドブラザーズという少人数のメンバーしかいませんでした。それがリバースだと、十数人というかなりの大世帯になっており、当時の小ネタの再現にしては手が込み過ぎててよかったです。

スキンヘッドブラザーズ以外にも、昇進試験の勉強をする神羅兵や、こっそりネコを飼っている神羅兵など、要塞都市ジュノンには数々の小ネタがあり、それらがリバースでもほとんど再現されており、ものすごく嬉しかったです。

2-11 ルーファウス歓迎式典-祝賀パレード-

ミニゲームの時に流れる音楽ですね。ゲームでサラッと聴く限りでは全部同じ曲に聴こえますが、よく聴くと少し抑え気味の音をしてますね。ミニゲームに集中できるように控え目にしているんでしょうか。少し軽やかなアレンジです。

このミニゲーム、タイミングに合わせて〇☓△□のボタンを押していくというところはプレステ版と同じなんですが、ボタンの指示がパレード隊の裏側に回り込んだりとやたら立体的に表示されるので凄い手こずりました。他のミニゲームと違って絶対にクリアしないといけないわけでもないので心理的なハードルは低いですが、ちゃんとやろうと思うとものすごい難しいと思います。

2-12 パレード表彰式-新たな世界の幕開け-

「ルーファウス歓迎式典」の穏やかなアレンジです。パレード後のルーファウスの演説の場面で流れます。VIIリメイクやVIIリバースは、リメイクにあたって良くなった部分、悪くなった部分賛否両論ありますが、ルーファウスはプレステ版に比べてかなり出番と見せ場が増えたので、間違いなくリメイクの恩恵を受けているキャラクターだと思います。

2-13 ルーファウス暗殺-襲撃者を探せ-

ジュノン編も大詰め。ジュノンの港管理棟を突破する場面で流れたBGMです。所々、プレステ版通常戦闘曲のアレンジを挟みながら緊迫した雰囲気が続きます。

この場面ではパレードを共にしたミッドガル第7歩兵連隊が倒されないように守りながら戦わなければいけないので、いつもよりキツかったですね。

ちょっと面倒臭いですが、戦闘の度に回復ポイントまで戻って回復した方がよかったと思うのですが、私は面倒臭がって無理して進んだので、第7歩兵連隊のメンバーが残り4人くらいになってしまいました。

2-14 ろ・ろ・ろ・ローチェ!

VIIリメイクの行く先々でクラウドの前に立ちはだかったソルジャー、ローチェ戦のBGMです。

パララ・ラララ・リラ〜♪と印象的なイントロから始まるので、ゲーム中で1回しか流れないのに妙に印象に残ります。大体の曲って、ゲームオーバーで何回戦闘をやり直しても後になると忘れちゃうので、この曲はかなり存在感がありますね。

VIIリメイクを2020年にプレイして、その後2周目もやっていないので、リバースで実に4年ぶりにローチェを見たわけですが、リメイクのローチェ戦のBGMって全然雰囲気が違うんですよね。

私はVIIリバースのローチェ戦の方が断然好きです。

2-15 クイーンズ・ブラッド・ジャムセッション

チャプター5、第八神羅丸のクイーンズ・ブラッドの大会で流れているBGMです。

大会前のメインテーマアレンジ曲は未収録なんですね。

クイーンズブラッドはカームの街で最初プレイしたときにルールがよくわからなくて、それ以降ずっと触れてこなかったんですが、1回限りのイベントだと、やっておかないと勿体ない気がして、とりあえずがんばる事にしました。

PS版ではただの連絡船だったものを、リバースではリゾート行きの豪華客船に変えたのは華やかになってよかったです。

リバースの規模で連絡船なんて再現されたら、息苦しいMAPの中をウロウロさせられる羽目になるところでしたね。

クイーンズ・ブラッドはどこで対戦しても同じBGMなのですが、この大会では勝つ事にBGMが変わっていくみたいですね。

1回切りしか聞けない曲だし、対戦中はプレイに真剣すぎて曲を聴いている余裕が無いので、次のイベントがはじまる頃には忘れてしまって、サントラを手に入れるころには忘れてしまっていたわけですが。

2-22 Red’s Dance-二本足で立つのも難しいものだな-

レッドXIIIがクイーンズ・ブラッドをやりたいばかりに、神羅兵の軍服を着て、大会に乱入する場面の曲ですね。

PS版の「二本足で立つのも難しいものだな」と「星降る峡谷」のアレンジになっていますね。

第八神羅丸でレッドXIIIがいつもの格好で歩いているときは、あの二本足で歩いている姿は見られないのかと残念に思いましたがちょっとしたギャグシーンで見ることができてよかったです。

「二本足で立つのも難しいものだな」は、その後もたびたびコミカルな場面でギャグ曲として使用されており、連絡船でしか使用されていなかったPS版に比べると幾分扱いがよくなったと思います。

さいごに

前回のDISC1の記事から凄い時間がかかりましたが、DISC2の記事でした。

もう発売から8か月くらい経っているいるので、ほとんどの方がとっくの昔にクリアしてトロコンまで極めてしまった方もいるかもしれませんね。

もしかして、クリアできずに途中で断念してしまった方は、この記事を読んで、またやる気になってくれたら嬉しいです。

FFⅦリバースのサントラはDISCが7枚+ボーナスディスク1枚で計8枚あるので、最後まで書き終わるのいつになるのかちょっとわかりませんが、気が向いたらまたDISC3の記事も書くと思うので、その時はまたよろしくお願いします。

早く最後までクリアして、全ての曲を楽しめるようになりたいです!!

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