やしろです。
今更ですが、最近ポケモンスリープをはじめました。
普段、ちゃんと眠ることができていると自負していたので、このような睡眠計測アプリを使うことは考えてすらいなかったのですが、
いざ使ってみると自分の事ながら今までわかっていなかったことが目に見えるようになったので面白いですね。
目次
はじめに
事のはじまりは、自分が日中頻繁に眠くなる事でした。
もともと夜型の人間なので、昼に眠くなるのは仕方がないと思いながら、仕事も休憩時間に仮眠をとりながら上手くやってきたつもりでした。
しかし、仕事が無い日は昼間にベッドでゴロゴロしていたらいつのまにか寝落ちしたりしていたので、そろそろちゃんと調べた方がいいのではないかと指摘を受けました。
ということで、どうせ計測するなら興味があるアプリにしたかったので、ポケモンスリープを導入したというわけです。
1週間の測定結果
1日目
ポケモンスリープを導入して最初の計測です。
最初なので、「ふ~ん、こんなもんか」という感想しかありませんでしたが、比較的よく眠れている方ではないかと思いました。
2日目
どうしたことでしょう。ほとんどすやすやで、ぐっすり眠れていたのは52分間だけという結果になりました。
ほとんど眠りの浅い状態だったというわけですが、実質眠れていないのではないか、心配になってきました。
3日目
今度はぐっすりの時間が2日目よりも短くなっています。
なんだか心配になってきましたね。
今までは、漠然と何時間眠ったから大丈夫と考えていましたが、眠ればいいというわけでもなくて、
どんな風に眠っていたのかがどれくらい重要なのかがはじめてわかったような気がします。
お酒の力で眠っても睡眠の質が悪くなる、みたいな話を聞くたびに、「自分はお酒で寝てるわけじゃないから大丈夫」とか
本気で思っていたので、いよいよこの考え方を改める時が来たのかもしれません。
4日目
この日は、計測中にスマホのバッテリーが切れてしまったので途中で計測が終わってしまったのですが、
計測データ自体はいつもと同じくらいですね。
全体の時間が短くなった分、グラフの横幅が広くなってすやすやの時間が増えてるような気がしますが、比率で見ると今までで一番短いようです。
5日目
5日目。相変わらず、うとうととすやすやを行ったり来たりしている、見ていてあまり気持ちのよくないグラフになっています。
ポケモンスリープは寝息で計測してるだけなので、実際に眠りが浅いのか深いのかを正確に記録できているわけではないらしいのですが、それでもなんだか不安になってきますね。
うとうとが多いのって、言い換えればいつでも起きることができる状態とも言えるので、実質ほとんど寝ていないんじゃないでしょうか。
6日目
さて、金曜日の夜の計測になりました。私は土日休みなので、この日はいつもより起床時間を遅めに設定しています。
7時間睡眠がとれています。
ポケモンスリープで計測をはじめて一番長い睡眠時間ですが、ぐっすりの時間が32分しかありません。
グラフを見ると、朝方はほとんどぐっすり寝ていないことがわかるのですが、そういえば朝方何度も目が覚めて、時計を確認しては眠り直すみたいなことをやっていたような記憶があります。
平日の朝は、「起きなくちゃ起きなくちゃ」とヒヤヒヤしながら寝ているので、緊張して目が覚めてしまうというのはわかるのですが、
休日の朝くらいもうちょっと肩の力を抜いて寝ればいいのにと思います。(自分の事なんですけどね)
7日目
土曜日の夜です。この日も休日の前夜なので、ちゃんと7時間眠れていますね。
ぐっすりの時間も1時間越えで、かなり満足のいく結果となりました。
素晴らしいですね。
いつもこれくらい眠りたいです。
1週間を振り返って
早いもので、ポケモンスリープをはじめてから1週間が経ちました。
気になったこととしては・・・、
カビゴン、木の実食べてるだけで何もしないよね・・・。
ポケモンスリープを始める前にお笑いコンビ<春とヒコーキ>のコントを観ていたので、カビゴンがぐんぴぃさんにしか見えなくて画面に映る度に笑っていたのですが、ポケモンスリープをやっていると思いのほかカビゴンが寝て食べる事以外をしないので、あのネタを思いつくのもわかる気がします。
と、いうのは今回の記事の趣旨から脱線するのでこの辺でやめておきますが、普段何気なくやっていることでも数字として計測すると新たに見えてくるものがあるということがよくわかりました。
小学生並の感想で恐縮ですが、仕事にしても趣味にしても改めて言うには初歩すぎる話ではあるものの、意外に自分の身の回りにも数値化して分析する必要があるものってゴロゴロ転がっているんだろうな、というのを感じましたね。
ポケモン好きの観点から見たポケモンスリープ
さて、ポケモンスリープを睡眠計測アプリとして解説してきましたが、ここからは純粋なポケモン好きという観点から見た場合のアプリとして感想を書きたいと思います。
ポケモンスリープは、プレイヤーが睡眠をとるたびに、ねむけパワーが溜まっていき、溜めたパワーに応じていろいろなアイテムが手に入ったりします。正直言うと、この辺はオマケだとしか思っていないので、そこまで熱心にシステムを把握しているわけではないのですが、貰ったアイテムを使ってポケモンたちの好感度を上げたり、進化させたりできるようです。
アプリの性質上、強くてかっこいいポケモンは登場しないみたいですが、薬局で販売されているポケモンスリープ仕様の入浴剤のパッケージを見るに、登場ポケモンから進化させる形で、リザードンは登場するみたいですね。
私は赤・緑世代なのですが、初回プレイでヒトカゲを選んだので、是非ともリザードンまで進化させたいです。
ポケモンと言えば、自分にとっては小学生の頃から触れてきた馴染みのあるコンテンツなのですが、発売から20数年経った現在でも、睡眠について考えさせてくれるきっかけみたいなものをくれるくらい生活に密着したものになったのだと考えると感慨深いです。
ポケモンスリープで日常生活がどう変わったか?
シンプルに早く寝るようになりました。
就寝時間を23:30に設定しているので、23時頃には布団に入るようになりました。
布団に入ったからと言ってすぐに眠れるわけではないのですが、次の日に早く起きる必要が無いからと言って、やる事も無いのにダラダラ起きているとか、そういう事をしなくなったので、よかったと思います。
就寝時間から逆算して、その日にやりたいことに早めに手をつけたり、長引きそうな作業はすぐ切り上げたりするなど、時間を大切に使うようにもなれた気がします。
自己管理がちゃんとできる人は、こういうことを誰に言われるまでもなくやれるのでしょうが、自分はそういうことを上手にやれないタイプの性分なので、アプリの力に頼ってでも、自分を変えるきっかけを作れてよかったと思っています。
睡眠計測アプリとしてのポケモンスリープ
最後は操作性の話になるんですが、睡眠計測アプリとしては結構面倒臭いです。
睡眠データを見たいだけなのに、タイトル画面を開いて、ポイント取得画面が表示されて、という一般的なソシャゲっぽい段取りを踏んでいかないとメニュー画面まで辿り着けません。
睡眠計測を終えて朝起きた時は、一応真っ先に睡眠データが表示されるので、自分がどれくらい眠ることができたのかはすぐ確認できるのですが、その後に睡眠で取得したポイントやパワーの集計、ポケモンにご褒美サブレを与えるなど、いろいろとやらないといけないことがあります。
朝起きたら仕事に行く準備をしないといけないのに、悠長にそんな事をやっている場合ではありません。
そういうのを踏まえて考えていくと、おそらくアプリのメインはポケモンの育成ゲームであって、睡眠計測機能はゲームを進行させるためのギミック的意味合いが強いのではないかと思います。
少し苦言を述べましたが、一連の面倒くさい要素も無ければ無いで、退屈なアプリになっていたかと思うと、いろいろとアプリ設計の難しさを感じます。
さいごに
睡眠計測アプリ、いざ手を出してみると、なかなか面白いですね。
睡眠に対する考え方が変わったと言えば聞こえはよいのですが、いざ睡眠に対する意識が変わると、「就寝時間に眠らなければ」と力んでしまったり、ぐっすり眠れていないのでよくないのではないか、とヘンに神経質になってしまって、新しい悩みも浮かんできたり、一口に健康になるというのもなかなか難しいです。
しかし、一番大事なのは、継続していく事ですからね。
いつまで続けられるかわかりませんが、ヒトカゲをリザードンに進化させるのを目標に、しばらくがんばってみようかと思います。