ファイナルファンタジーVIIリバースのサントラを聴きながらゲームの想い出を語る(DISC1編)

2024/04/09

はじめに

ファイナルファンタジーVIIリバースのサントラが発売されました。私が購入したのは特製パッケージに入ったスペシャルエディットバージョンです!!

前作、ファイナルファンタジーVIIリメイクのサントラと同じく、バスターソードのマテリア穴をあしらったパッケージになっており、収集欲をそそられます。

リメイク版のパッケージでは緑色のまほうマテリアが取り付けられていましたが、リバース版のパッケージには赤色のしょうかんマテリアが取り付けられています。3作目のサントラも同じような仕様を期待してよいのでしょうか?

さて、ファイナルファンタジーVIIリバースについては、発売から一ヶ月も経っているので、もうクリアしてしまった方もいるかと思いますが、私はこの記事を書いている時点でゴンガガエリアに辿り着いたところ。まだまだ先は長いですが、これまでの物語を振り返りながら楽曲レビューをしてみたいと思います。

流石に全曲は覚えていないので、覚えている曲に絞ってお話していきたいと思います。

1-05 ニブル山を目指して

Chapter1で、ニブルヘイムからニブル山を目指す道中に流れたBGMですね。キャラクターを動かしている所にスタッフロールが被さっていく演出がまた、プレステ時代のファイナルファンタジーが目指していた「ゲームと映画の融合」を体現しているかのようで感動しました。

この曲はファイナルファンタジーVIIのワールドマップで使われていたメインテーマのアレンジになっています。かなり明るい曲調になっていて、ゲームのはじまり、冒険のはじまり、ファイナルファンタジーVIIの物語のはじまり、と様々なはじまりをプレイヤーに抱かせてくれる名曲に仕上がっているのではないでしょうか。

ニブル山といえばプレステ版ではかなりおどろおどろしいダンジョンでしたが、リバース版では険しいながらも見晴らしの良い場所になっており、清々しい気分で探索できたのがよかったですね。

1-08 マテリアキーパー

ニブル山のボス、マテリアキーパー戦のBGMです。

プレステ版の通常戦闘曲「闘う者達」を原曲の雰囲気そのままに正統派アレンジした雰囲気で始まりますが、次第にセフィロスのテーマが混ざりながら盛り上がっていきます。

ゲームを遊んでいる時はマテリアキーパーの猛攻撃に押されて、音楽を楽しむ余裕もありませんでしたが、音楽単体で聴くと次々に曲調が変わっていく面白い曲になっています。

リバースで最初に戦うマテリアキーパーは過去編のボスなのですが、てっきりトドメを刺せなかった相手と5年後(本編)に決着を付けるみたいな展開になるのかと思ったのですが、過去編でトドメまで刺してしまったので、本編のニブル山ではどんなボスが出てくるのか楽しみです。

1-09 旅の途中で-カームの街角-

Chapter2 のカームの街のBGMです。

プレステ版のカーム他、いろいろな街で流れていた「旅の途中で」のアレンジです。

プレステ版だとメテオ発動後に別の曲に変わってしまうので、いつまでもこの曲が聴けるのはよいですね。

カームと言えば、クラウドが5年前の話を回想する場所であるものの、物語的にはそれ以上の役割が無いのですが、リバース版では仲間たちとの触れ合いや、神羅を快く思っていない住民がいるなど、かなり骨太な追加要素が加えられました。アバランチと言う言葉をバレットのセリフ以外で聴けるのも良いですね。プレステ版だと、バレットが一人でアバランチを名乗ってるだけみたいな感じになっててちょっと浮いてましたからね。

1-10 クイーンズ・ブラッド

ファイナルファンタジーVIIリバースのミニゲーム、クイーンズ・ブラッドのBGMです。

サントラでは、準備画面とゲーム開始後のBGMが一つのトラックに収まっています。

ファイナルファンタジーVIIリバースは、同じ曲が違う場所でも流れるという事が基本的に無いのですが、クイーンズ・ブラッドだけはどこのエリアでプレイしても曲が変わらないので、リバースの中では多分一番覚えやすい曲なのではないでしょうか。

1-11 クイーンズ・ブラッド Victory

クイーンズ・ブラッドの勝利画面の曲です。最初ルールがよくわかっていなかった頃はなかなか聴けなかった曲です。

1-12 グラスランド-広がる世界-

グラスランドエリアのBGMです。プレステ版のワールドマップで流れていたメインテーマのアレンジです。壮大な曲調のメインテーマに対して、グラスランドは穏やかでちょっと大人し目のアレンジになっていますね。

プレステ版だと、ミッドガルを出てからスグにワールドマップでしたが、リバースではミッドガルからカームに向かう道中は省略されてカームを出てからオープンワールドがはじまります。このストーリー構成は上手いと思いました。

せっかくのオープンワールドゲームなのに、カームに着いたら過去編に閉じ込められてしまうのは拍子抜けですからね。

過去編でお預けを食らった分、グラスランドエリアが凄すぎて、無駄にウロウロしましたね。

1-13 FFVIIメインテーマ Battle Edit

グラスランドエリアの戦闘BGMです。グラスランドエリアのBGMからシームレスに切り替わります。BGMの切り替わりは前作でもあった要素ですが、フィールドBGMやダンジョンBGMがそのまま戦闘曲になるのは聴いていて面白いです。

カームファングやエレファダンクなど、懐かしいモンスターがリアルなグラフィックで見られるのも嬉しかったです。プレステ版だと2回くらい攻撃したら倒せたんですが、リバースだとなかなか倒せなくて苦労しました。序盤だとアビリティもマテリアも少ないですからね。

1-14 チョコボ・デ・グラスランド

グラスランドエリアでチョコボに乗った時に流れるBGMです。はじめてチョコボを捕まえる時、足跡を探すのですが、プレステ版みたいに広大なフィールドに忽然と残っている足跡を探すのかと思ってかなり長いことウロウロしていたのですが、よく見たらチョコボファームの入口から足跡が伸びていたので案外簡単でしたね。

1-15 生命の流れ-ライフスポット-

ライフスポットで流れているBGMです。プレステ版の「生命の流れ」のアレンジです。プレステ版だとコスモキャニオンのプラネタリウムに行くまで聴けないのですが、リバースだと世界のあちこちで聴く事ができるのでちょっぴり嬉しいですね。

ライフスポットはライフストリームが溢れ出る場所なのですが、プレステ版ではミディールくらいしかありませんでした。それがリバースの世界観ではいたるところにライフストリームが溢れ出ていて、星の生命がより身近に感じられる仕組みになっていて感動しました。

1-16 牧場の少年

チョコボファームのBGMです。プレステ版ではとても広い牧場でしたが、リバースではちょうどよい広さになりましたね。

1-18 からっぽの空-ミッドガルエリア-

ミッドガルエリアのBGMです。どこかで聴いた事があるような気がしてたんですが、前作のエンディングテーマアレンジらしいですね。エンディングテーマって、ゲームの最後に一回しか流れないから印象にのこらないんですが、どこかで聴いたことがあるような気がしたのは不思議ですね。

草原の広がるグラスランドエリアと違い、荒れ果てた荒野のミッドガルエリア。プレステ版ではスモッグに覆われて暗くなっていましたが、リバースでは日光に照らされた不毛の大地が生々しかったです。

1-22 ミドガルズオルム

湿地帯のボス、ミドガルズオルム戦のBGMです。

プレステ版の通常戦闘曲のアレンジです。ミドガルズオルムはプレステ版でも通常戦闘曲が流れるので、懐かしい気持ちになります。プレステ版では初回はやり過ごして、後々強くなってから倒しに行く感じでしたが、リバースでは初見から強制的に戦わされるので驚きました。

しかも、かなり強くてしぶとい。グラスランドエリアが楽しすぎて10時間くらい滞在していた私でも一回負けて再戦する羽目になりました。

1-23 黒マントの男を追え-ミスリルマイン-

ミスリルマインのBGMです。プレステ版だとマップ3つ分しか無かったダンジョンが、リバースではかなり長丁場のダンジョンになっており、気が遠くなるかと思いました。

BGMは原曲の雰囲気そのままで安心感があります。

1-24 ホローグラインド

「黒マントの男を追え」をアレンジしたミスリルマインの戦闘BGMです。原曲のミステリアスな雰囲気に焦燥感を加えたような面白い曲になっています。画面は暗いし、すぐに回復できるポイントも無いのでかなり手に汗握る戦闘が楽しめたかと思います。

さいごに

ファイナルファンタジーVIIリバース、サントラDISC1はオープニングからミスリルマインの途中までの音楽が収録されていました。ちょうど、グラスランドエリアからジュノンエリアへ繋がる道中ということで、まるで音楽を聴きながら冒険しているかのような気持ちです。

まだゲームは途中なので、サントラを全部聴くとネタバレになってしまうのが歯痒いところです。

早く最後までクリアして、全ての曲を楽しめるようになりたいです!!